UNOをやりたいけど、トランプしかも持ってない!
なんてこともあるでしょう。
こんな時はページワンがあります!
と言いたいとこなのですが、UNOに近いのはアメリカンページワンというものなります。
もしかしたらアメリカンページワンをページワンと考えていた人もいるかもしれませんね。
この記事でいうページワンは、ヨーロピアンと呼ばれたりもするものになります。
今回は両方のルールと特殊ルールについてお伝えしていきます!
ページワン(ヨーロピアン)のルール
ページワンの基本的なルールです。
先でもお伝えしてる通り、ヨーロピアンと呼ばれたりもしています。
アメリカンページワンを”ページワン”と考えてる方にとっては、こちらが特殊ルールだと思う人もいるでしょう。
では、ページワンの基本ルールです。
- プレイヤーは2〜8人ほど
数字とジョーカー1枚の合計53枚のカードでゲームをする。 - プレイヤー全員に4枚ずつカードを裏向きで配る。
残りのカードは山札として、真ん中に置く。 - 親を決めて、最初に親が手札から1枚カードを出す。
これを台札と呼びます。 - 台札と同じマークのカードを全員出す。
もし手札になければ、同じマークが出るまで引き続けなければいけない。 - 全員カードを出したら、一番強いカードを出した人が次のターンの親になる。
カードの優劣は
2→・・→10→J→K→A→ジョーカー という順番になる。
親が台札でジョーカーを出した場合は他のプレイヤーは好きなカードを出すことができる。 - もし山札がなくなってしまったら、山札を取ろうとした人が場に出ているカードを全て手札にしなくてはいけない。
その人が次のターンの親となる。 - 残り1枚のカードになる前、すなわち残り2枚目のカードを出す時に「ページワン」と宣言する
最後のカードを出す時は「ストップ」と宣言しなければいけない。
宣言し忘れた場合は、山札から5枚とらねければいけないペナルティが課せられる。 - 一人が勝ち抜けるとそのゲームは終了。
残りの手札の枚数で点数がつけられて、次のゲームへ、全てのゲームが終わった時に点数が高い順で順位がつけられる。
という感じで、UNOのルールとは似て非なるものだというのは一目瞭然ですね。
カードの強さがあったり、コールがあったりするところは似ていますが、ターンごとに勝負し、その都度親が変わるという部分がUNOとは圧倒的に違う部分です。
ページワン(ヨーロピアン)のローカルルール
- 全員の手札がなくなるまでゲームを続けて、手札がなくなった順に順位を決める。
1ゲームで順位を決めることができて、短い時間で楽しむことができます。
その際は最後の「ストップ」の宣言は無し。
→このルールを採用した場合、ページワンではなく「芋掘り」と呼ぶ地域もある。芋掘りにラスト2枚時に「オンリーワン」と宣言して、
宣言をしない場合は5枚のペナルティが課せられるオンリーワンというゲームのあります。
アメリカンページワン
みなさんがイメージするUNOに近いゲームなのが、このアメリカンページワンになります。
ヨーロピアンこそが本来のページワンだという方のためにアメリカンのルールも説明していきましょう。
- 人数はヨーロピアンと同じく2~8人ほど
カードはジョーカーを含まない52枚のカードを使用する。 - プレイヤー全員に7枚配り、残りのカードは山札にする。
人数が多い場合はカードが足りなくなってしまうので、ヨーロピアンのように4枚で行うことなどの対応をすることもある。 - ここからはUNOと基本的に同じ流れで進めていく。
- 最初にカードを出す人を決める。
山札を一枚めくり、そのカードを台札にする。
特殊カードだった場合は、一般カードが出るまでめくる。 - 台札と同じマークまたは同じ数字のカードを手札から出す。
手札に出せるカードがない場合、山札から1枚カードを引き、出せるカードならそのまま出す。 - それを繰り返して、手札が早くなくなるようにする。
- 山札がなくなったら、場に出たカードの一番上を残して、それ以外をシャッフルして山札に補充する。
- そして残り2枚目のカードを出す時に「ページワン」最後のカードを出す時に「ストップ」と宣言する。
宣言し忘れた場合、ペナルティとして山札から5枚のカードを取り、手札に加えなくてはいけない。 - 最後のカードは特殊カードになっても良い。
- 誰かの手札がなくなったら、ゲーム終了。
残ったプレイヤーの手札から点数を計算して、全てのゲームの合計点数が多い人が勝ち。
ということで最後の部分がUNOと変わりますが、ほとんどUNOと同じルールと言えます。
カードの使い方がUNOと同じようにするには、特殊カードがなければいけません、その説明をしていきましょう。
アメリカンページワンの特殊カード
UNOで「ワイルド」や「ドロー2」などがあるように、アメリカンページワンでも同じような特殊カードがないとUNOと同じような楽しみ方はできません。
その特殊カードの説明をしていきます。
- ツー→UNOのドロー2と同じ効果
名前の通り「2」のカードが該当する。 - エイト→UNOのワイルドと同じ効果
こちらも名前の通り「8」のカードが該当。 - ジャンプ→UNOのスキップと同じ効果
「J」のカードが該当。 - スリー(アメリカンページワンオリジナル)
「3」もカードが該当。 - クイックターン→UNOのリバースと同じ効果
「9」のカードが該当。
アメリカンページワンのローカルルール
アメリカンページワンも特殊カードが該当するカードが違っていたり、その他にも地域やそのコミュニティでルールの違いがけっこうあります。
- ストップ無しで、全員の手札がなくなるまで続ける。
UNOと同様の流れですね。 - 山札から引いて出せるカードを引くまでは引き続けなければいけない。
- 山札から引いて出せるカードでも出せない。
- エイトを出す時に前のカードが同じマークか「8」でないと出すことができない。
これはUNOと違い、トランプが故にできるルールですね。 - ツーが出たら、ツーを出して回避できる。
その次の人が4枚引く。
(スリーでも同様) - ツーが出た時にスリーでも回避できる
その次の人は5枚引く。 - ジョーカーをワイルド4と同様の効果で導入する。
- 最後のカードを特殊カードにすることを禁止。
- 特殊カードの呼び名をUNOと同じ呼び方にする。
- クイックターンは無しにして、台札のマークが変わるごとにリバースする。
- UNOと同様に2枚出し可。
- ツー、スリーの回避ができない。
このように色々なローカルルールがあります。
カードがトランプに変わることで定義をそれぞれがアレンジしやすくなるので、ローカルールも数多くなります。
ページワンにアレンジを加えたゲーム(ルール)
ページワンの中に特殊なルールを入れるルールや、ゲームとして独立してるものをご紹介します。
ドボン
ドボンの発生条件
場に出された1枚のカードと手札を四則演算で計算した結果が同じ数字の場合出せる。
手札が一気に出せるので、「ページワン」の宣言もなしに一発逆転で勝つこともできる。
ドボンの場合は、大富豪の革命以上の大逆転を狙うことができますね!
ドボン返し
ドボンが出た時に同じように手札がドボンと同じカードを持ってた時に出すことができる。
ドボン返しの場合は、ドボンを出した人を抑えてドボン返しを出すした人の勝ち。
ページワン、アメリカンページワンのルールの一部として呼ばれたり、ゲーム自体をドボンと呼ぶなど、地域などによって変わる。
計算方法なども様々で、相加平均や相乗平均なども採用している場合もある。
ページワンはUNO以上に多様なのである。
ページワンはUNOと似てるゲームだと言われてると冒頭でもお伝えしましたが、トランプを使う多様性という部分ではUNO以上にあると言えますね。
UNOとは違い、トランプを使うので、自分自身でオリジナルの追加ルールを考えるなどもしやすいです。
ページワンがUNOと比較がしやすいせいか、トランプがいかに色々な遊び方があるのだということを教えられますね。
ページワンとアメリカンページワンの違い、そしてローカルルールも様々ありましたが、どのローカルルールが楽しめるのか、さらにオリジナルルールを付け加えて楽しむこともできますよ!
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