トランプで少し変わったルールのゲームで、麻雀の要素も入ってるセブンブリッジ
「ブリッジ」と呼ぶ人も多いのですが、コントラクトブリッジをそう呼ぶ人もいます。
世界ではコントラクトブリッジの方がポピュラーで、日本ではセブンブリッジの方がポピュラーという、ガラパゴス日本的なあるあるが存在します(笑)
そのため、コントラクトブリッジを知らない人もいれば、世界に合わせた呼び方をするなんて人もいるので、呼び方でこのような少しややこしい状態になっているのです。
ということで、今回は、セブンブリッジについてお伝えします!
そもそもセブンブリッジとは?
冒頭でもお伝えした通り、麻雀の要素を取り入れたトランプゲームなのです。
ブリッジ繋がりで、セブンブリッジ自体を知らないという方のために、セブンブリッジの基本ルールを説明していきます。
- プレイ人数は2〜6人
- ゲームの名前のように手札を7枚プレイヤーに配り、残りを山札にする。
- 親から始まり、山札から1枚取り、手札の中からいらないカードを捨てる。
- 3枚以上の組み合わせの数字が同じカードを同位札、同じマークの連続する数字のカードをシークエンスという。
- それを手元に晒すことができ、これをメルドと呼ぶ。
・メルドしたプレイヤーは、可能な場合、自分や他人のメルドに手札を付け足すことができ、これを付け札と呼ぶ。
・メルドしてないプレイヤーは付け札することはできない。 - 直前に捨てられたカードがメルドできる時は、山札から引かずにそのカードを取ることができる。
・手札に捨てられたカードと同じ数字のカードが2枚ある時は、「ポン」と言って、そのカードを受け取ることができる。
・自分の順番の一つ前の人が捨てたカードに限り、それと手札の中のカードと合わせて、3枚以上のシークエンスができる時は「チー」と言ってそのカードを受け取ることができる・一般的にポンやチーは1巡目にすることができないルールが多い。
・ポンとチーが同じタイミングで競合した際は、ポンが優先となる。
・ポンやチーがされた時は、そのプレイヤーの次の人から再開する。 - 全ての手札を晒して、カードを出した人が勝ちでそのラウンドは終了。
・上がった人のカードを点数計算して、全てのゲームの点数の合計して、順位を決める。
このように、トランプで麻雀のようなことをするゲームです。
しかし、麻雀のように複雑なルールや役は存在しないので、麻雀が苦手な方や小さいお子さんでも楽しむことができるゲームですね!
たくさんある訳ではないのですが、麻雀のように役や点数は存在します。
そちらにに関しては次で説明します。
点数の計算方法とセブンブリッジの役名
点数の計算方法
- A、絵札・・・10点
- 数字のカードはその数字の点数
つまり、誰かが上がった時にその手札の点数が加算されて、合計が少ない順で順位が決まります。
役名
- 同位札
同じ数字のカードが3枚以上
コールして揃える場合は「ポン」 - シークエンス
同じマークで連続する数字のカードが3枚以上
コールして揃える場合は「チー」 - セブン
7のカード1枚
セブンブリッジにもある!特殊ルールやローカルルール
基本ルールもかなり、色々ありますが、セブンブリッジにも特殊ルールがあります!
ローカルルール、僕が独自にやってるルールなどをお伝えしたいと思います!!
7のカードの使い方
7のカードは1枚だけで役になります。
それにプラスアルファになるようなルールや、特殊な使い方をする場合もあるので、それをご紹介します。
- 7のカード1枚だけでも役になるが、7を含めたカードでシークエンスを作っても良い。
- 上がった人の手札に7が含まれていた場合、それ以外のプレイヤーが7を持っていたら、点数が倍付けになってしまう。
- ババと同じ
上がる時に、7を含むカードがある場合は、上がることができない。
もし引いてしまったら捨てる以外の選択はないので、そのターンがムダになってしまう。
ジョーカーの使い方
ジョーカーは基本ルールでは使いません。
しかし、トランプには必ずジョーカーが2枚入ってるので、それを活用した特殊ルールをお伝えします!
- 万能なカードとして使う
これは他のゲームなどでもよくありますね。
ジョーカーを他のカードと役ができるカードの代わりにすることができるというものです。 - 上がった人の手札の中にジョーカーが入っていた場合、他のプレイヤーでジョーカーを持っていた人には点数を倍付け
- 7のカードと同じように1枚のみでも役になる。
- ババと同じ
上がる時に、ジョーカーを含むカードがある場合は、上がることができない。
もし引いてしまったら捨てる以外の選択はないので、そのターンがムダになってしまう。
ロン
名前の通り、麻雀の「ロン」と同じです。
他のプレイヤーが捨てたカードで上がれる時は、ポンやチーではなく「ロン」とコールする。
コールされたプレイヤーは点数を3倍付けにする。
ストレート
上がる時にシークエンスがA〜7、または、7〜Kで上がった場合、他のプレイヤーに点数倍付け。
ロイヤルストレート
ストレートでさらにマークが同じカードで上がった場合は、他のプライヤーに点数5倍付け。
カードの並び的にも、役名的にも、ポーカーに近くなりますね!
セブンズブリッジも楽しみ方が様々!
セブンズブリッジはまさに麻雀によく似たゲームだと言えますね。
トランプでゲームするという特性で、麻雀にはないジョーカーを使うなどの遊び方ができます。
役なども麻雀とは違い、わかりやすく、逆に今回お伝えしたような上がり役以外にも、もっと麻雀に近付けて、ストレートはメルドをしてはいけないなどとすることもできます。
セブンズブリッジも参加する人の年齢やレベルに合わせて、様々なルールのバリエーションができるゲームと言えます。
自分でやってみてこうやったら、面白くなるんじゃない?なんてこともあるかもしれません。
どんどんプレイして新しい楽しみ方も発見しましょう!
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