トランプのゲームのなかで1、2を争うほどオーソドックスなババ抜きですが、これを知らない人はかなり少ないのではないかとは思います。
ババ抜きをただ説明するだけではなく、一般的なルール以外でのババ抜きの楽しみ方もお伝えしたいと思います!
間違いなくトランプでメジャーなゲーム
ババ抜きといえば、最近ではお正月のTV番組で放送されている『BABA嵐』のイメージが強い人も多いと思います。
自分ではやらないけど年に一回嵐やゲストの芸能人たちがババ抜きを真剣にやってる姿を思い出す人も多いのではないかなと思います。
あのBABA嵐のババ抜きには独自のルールはあります。それはシャッフルタイムというものです。
これは1ゲームにつき1人1回足元にあるシャッフルボタンを押すと持ってる手札を文字通りシャッフルできるというものです。
ババ抜きは最初の配られたカードで勝負が決まってしまうことがけっこうあるので、自分で戦況を見てシャッフルができるというのはなかなかエキサイティングなのかなと思います。
基本的なババ抜きのルール
これは読まなくてもいいよなんて思う方はぜひ飛ばしてください。
まさに一般的なルールなので、小学生でも知ってる内容です(笑)
でも今回はちゃんと説明しますよ^^
- 人数は3人以上最大でも8人といったところ。
- 時計回りにカードを一枚ずつ配る。
- 配り終わったら最初カード引く人を決めてスタート。
- スタートの人から時計回りに隣の人のカードを引いていく。
- 手札の中に同じ数字のカードが二枚揃ったら捨てることができる。
- 手札が早くなくなった人が勝ち抜け。
- ジョーカーが最後まで手札として残った人の負け。
勝ち抜け負け残り方式という感じですね。
数字の優劣などもなく、ジョーカーが切ることはできないというシンプルなものです。
なので、小さいお子さんにもできるようなゲームなんですね。
まさにトランプのゲームの中では初心者向けというゲームと言えるでしょう。
ババ抜きにどんなローカルルールがあるのか?
トランプは様々なルールがありますが、必ずこうしなければいけないというわけではありません。
TVゲームと違い、目の前のリアルに存在するトランプを使うだけなので、どういう風にすることもできます。
でも無秩序にやってては勝負になりません。
一般的なババ抜きのルールを変化させたゲームというのは、どんなものがあるのかというと、代表的なのがジジ抜きと呼ばれる遊び方です。
ジジ抜き
名前が変わってるじゃないか!という声も聞こえてきそうですが、これはまさにババ抜きの変形バージョンと言えるゲームです。
どんなものなのかを説明していきましょう。
- ジョーカーは使わない
- 数枚ずつ配ったら山札を真ん中に置く。
- そしてペアになった数字のカードを切る
- 山札の中から一枚カードを引き、それがジジカードとなる。
- 時計回りで一人ずつ山札を引き、ペアができたら捨てる
- 最後まで残った人が負け
最初にカードを配り切らずにジョーカーを使わず、という点がババ抜きと大きな違いです。
なので、ババ抜きのルールがわかる人であればすぐにできます。
この『ジジ抜き』を『ババ抜き』と呼ぶ地域もあるそうです。
シャッフル
冒頭のBABA嵐でもありましたが、シャッフルというのはできれば面白いですよね。
もちろん、何回もできたら意味がなくなってしまったり、カオスになる可能性もあるので、回数は決めてやった方がいいです。
もちろんテレビのように誰がシャッフルをしたのかわからないという方がゲーム性は上がりますが、そんなことは普通の人ができるわけがありません。
なので、はっきり申告してしまってもいいですよね。
ではこのシャッフルはどうやって使うのか?
・隣の人がジョーカーを持ってると思われる時
・勝てると確信してホクホク顔の人がいる時
などに用いれば盛り上がりますよね。
そして駆け引きの要素も出てきます。
シャッフルの方法もカードやサイコロなどを使って、手札をどうやって交換するかを決めたり、全員の手札を一度集めて配り直すなんてこともできますね。
もちろんカードさえあればできるので、どういう風にやっても面白いですよね!
戦況をひっくり返すことができるので、最後まで気が抜けなくなります!
カードを引く前に一声かける、指名してカードを交換する
シャッフルはその場の戦況を大きな動きで変えてしまうという、『大富豪』の革命のようなルールでしたが、ここではさらに個人間での心理的な駆け引きを求めるようなものになります。
カード引く前に「ジョーカー持ってる?」などという会話を必ずしなければいけないというルールにするのです。
ここまで直接的なやりとりだと心理的にはポーカーのようなやりとりとも言えます。
そして変なリアクションをすれば、その個人間だけでなく、他のプレイヤーにも色々と見えてしまい、さらにゲームは盛り上がるでしょう。
これと同じようなもので、指名してカードを交換するという方法も面白くなります。
本来、隣の人からしか引くことができないカードを違う人から引くことで、ジョーカーの行き先がわからなくなったり、カードが捨てるペースが早くなったりします。
この場合は心理的な要素というよりは、状況の変化を読むのが面白くなるという感じですね。
ババ抜きも色々なやり方で楽しみ方がかなり変わる
トランプの初級者向けのゲームだと言われているババ抜きですが、このように様々な変則ルールを用いることで、通常のババ抜きとは違う、心理戦が繰り広げられたり、今までやっていたババ抜きにゲーム性が上がるようにもなります。
テレビの中で嵐や芸能人たちがやっていたハラハラドキドキするようなババ抜きをあなたもやってみたらいかがでしょうか?
ここで重要なのは最初に決めたルールは必ずそのゲームが終わるまでは変えないということです。
ルールが流動的になるとグダグダになってしまうことがあります。
ルールというのは一定のシバリです。
そのシバリの中でいかに自分を優位に運んでいくかを楽しむものだと僕は思っていますので、ぜひ変則ルールを最後まで楽しめるようにしてもらえたらと思います。
コメント